
動作原理
分離の目的は、混合流体中の液相流体よりも比重が大きい固体を液相流体から分離することである。混合液体の供給口が高速回転するドラム体内腔に入った後、混合液体中の比重の大きい硬性物は遠心力の作用の下で、急速にドラム内壁に沈降し、螺旋推力器によって固相出口からドラム体外に排出される、同時に比重の小さい液相は遠心力により内層液環を形成し、液相リリーフ口を通じてドラム体外に排出する。ドラムとスクリュースラスターは同時に高速運転し、両者の間には一定の回転速度差があるため、ドラム壁に沈降した固体物は絶えずスクリュースラスターによって吐出口に押し出され、分離過程全体が連続的に行われる。
プロダクト構造の原理図
構造特性
1、大アスペクト比、高回転速度。複数の角度を有するドラムコーン構造、
2、供給スクリューは特殊な耐摩耗措置を採用し、硬質合金保護層または硬質合金耐摩耗シートを溶射溶接することができる、
3、デュアルロータの高速回転共振領域現象を効果的に回避する
設計回転速度範囲内では、機械全体の運転時に明らかな1次、2次共振区の現象はなく、軸受座部の全振動震度は2 mm/s〜4 mm/sの間に制御されている。高周波振動による設備各部品の余分な疲労損傷を回避した。
4、ディファレンシャルセレクション
重負荷、大伝動比を選択する遊星歯車または油圧差動器、
5、本体軸受の選択
スウェーデンSKF、日本NSKなどの国際的な一線ブランドの原産地製品を選択して使用する。
6、主軸支持潤滑システム
A、リーンオイル潤滑
B、しぼうじゅんかつ
7、恒温検査
機械全体の各仕上げ部品の検査はすべて恒温条件の中で行い、実際の加工品質が設計精度の要求に達することを確保する。
8、GSRL高速供給装置
螺旋芯管の内部設計を調整することにより、元の分離溶液の遠心加速度を低下させない前提で、材料が遠心機に入った時のフォローアップ時間を短縮し、旋回流の乱れを減少し、材料の遠心機内部での有効な分離時間を延長し、分離効率を高め、分離に必要な回転速度を10%~ 12%低下させると同時に処理量を15%~ 25%増加させる。同時に遠心機内部の作動圧力を増大させ、液体泡の発生を抑制することができる。
9、差回転速度及びトルクが材料濃度、流量変化に応じて自動的に調節できるマイコン制御システム、
10、BD板付き横型螺旋沈降遠心機は、各種の異なる割合の初沈、活性汚泥を濃縮、脱水及び分離しにくい材料の分離を行うことができる。
応用分野
としはいすい |
都市水道工場の汚水 |
ごみ浸出水汚水 |
都市汚水処理場汚水 |
コンクリート攪拌所汚水 |
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市政汚水 |
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工業製品及び廃水 |
磁性材料分離 |
PVC樹脂脱水 |
けっしょうたいぶんり |
フロック沈殿汚泥脱水 |
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タイヤ粉末分離 |
せんい化繊廃水 |
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捺染廃水分離 |
めっき廃水 |
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製紙廃水分離 |
タール処理 |
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発電所脱硫廃水 |
製薬工場総合汚水 |
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セラミックス廃水分離 |
黒鉛脱水 |
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製革汚泥脱水 |
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冶金廃水 |
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なまりあえんこうはいすい |
洗炭廃水 |
マンガン鉱廃水 |
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鉱山石材廃水 |
鉄鉱廃水 |
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けい石鉱廃水 |
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インフラスラリー |
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かどうスラッジ |
トンネルスラリー |
砂場泥 |
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石油と天然ガス |
石油掘削スラリー分離 |
石油化学工業 |
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果汁飲料分離 |
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主な技術パラメータ